今回で3度目の開催となる人気企画「おいしい石展」
京都店で開催中のこちらの企画展では、鉱物を食べ物に見立て、展示や販売を行なっております。

お菓子のように見える鉱物をセレクトしてトリュフケースに詰めました。



標本を観察しながら何のお菓子に似ているかを想像してみたり、ケースから取り出してお手持ちのお皿に並べて飾ってみたりと、楽しみ方は自由自在。
ご自宅でも「おいしい石展」の雰囲気をお楽しみください。




■ 鉱物標本紹介



1.マグネサイト

酸化マグネシウムと炭酸の化合物で、和名では「菱苦土石（りょうくどせき）」と言います。
「菱」は結晶の形が菱面体をしていることから、「苦」は石に含まれるマグネシウムが苦い味を持つことから名付けられました。

2.アンモナイトの化石

殻の形でその地層の年代がわかると言われる示準化石のアンモナイト。
古代生物の化石は、鉱物とはまた違った魅力を秘めています。
芸術的なモチーフとして渦巻き部分の黄金比が有名です。

3.砂漠のバラ

その名の通りに砂漠で産出される鉱物で、バラの花のような形状に結晶します。
水に溶けていたミネラル分が結晶して花のような形に成長していくため、砂漠のバラが産出されることは、かつてその地にオアシスがあったことを示しています。

4.霰石

様々な色や形に結晶するのが特徴的な霰石。
こちらの霰石は炭酸カルシウムを主成分とし、鉄分を含んでいるため赤い色をしています。
英名のアラゴナイトは、スペイン・アラゴン州周辺で多く産出されることが由来となっています。

5.八面体蛍石

まるでキャンディのような透明感の蛍石。
数ある鉱物の中でもカラーバリエーションが豊富で、コレクターが多い鉱物です。
蛍石はとても結晶しやすく、立方体や正八面体に結晶します。
蛍石の劈開(へきかい)という一定の方向に割れやすい性質を利用して割ったものが、八面体蛍石です。

6.ローズクォーツ

水晶(クォーツ)の一種で、薄いピンク色が特徴的。
微量のチタン、鉄、マンガンが入っていることでこのような色になります。
装飾品やビーズなどに加工されることが多い鉱物です。


■サイズ
[ 各標本 ]
35mm x 35mm以内
[ ケース ]
約 D75mm × W120mm × H350mm

■ ご注意点
・標本には個体差がございます。また、標本の入れ替えはできません。ご了承のうえご購入ください。