2024年10月4日 (金)から2024年12月4日(水)まで、
ウサギノネドコ ギャラリーにて昆虫の作品と標本を集めた「蟲めづる」を開催いたします。

人間や哺乳類と大きく異なるように見えるからこそ、
嫌悪や恐怖の対象とされがちな虫。

でも摩訶不思議で多様性があるからこそ、
虫には無限の魅力が詰まっています。

平安後期の物語集『堤中納言物語』の中の一つに、
「虫めづる姫君」という作品がありました。

作中では、当時の貴族の世界では当たり前だったしきたりに従うことなく、
我が道を貫く虫好きのお姫様が描かれています。

本展示でも、一般的な常識にとらわれることなく、
虫の魅力に取り憑かれた作家たちが、
それぞれの視点と手法で虫の魅力や美しさを引き立だしています。

虫好きな人にも、そうでない人にも、
虫の魅力をお伝えしたいという思いで本展示を企画しました。

様々な技法や作風で、個性豊かに表現された
虫たちをどうぞ心ゆくまでお楽しみください。

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# 出品者紹介
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  • Atelier cypris
    自然をテーマにしたギャラリーと標本の販売をされています。美しい蝶の標本をメインにご出品いただきました。

  • 大村 洋二朗
    ペーパークラフト作家。独自の技法「多面化写真彫刻」で表現されるカラフルな昆虫たちをお楽しみください。
  • 蛾売りおじさん
    蛾をモチーフとした作品を制作されているユニット。博物画のように緻密で、華やかな唯一無二な世界観をお楽しみください。。
  • 芝﨑 由華
    ガラス作家。ガラスという静かで美しい素材で、昆虫の可愛らしさを心地よいシルエットで表現しています。
  • つのだ ゆき
    ガラス作家。ガラスで表現された昆虫たちの緻密な造形を間近でご鑑賞ください。
  • 陶蟲夏草
    陶芸作家。陶で仕上げた昆虫とサボテンや多肉植物を植え込んだ生命力あふれる作品は必見です。
  • BUGS-DESIGN
    身近に楽しめる昆虫標本をセメントのオブジェの中におさめた「BUG STONE」。甲虫をメインに出品いただきました。
  • 松本 章
    昆虫針を使わない自然な姿の「生態標本」。今にも飛び立ちそうな昆虫たちをご鑑賞ください。

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「蟲めづる」開催概要
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■期間  2024年10月4日(金)から2024年12月4日(水)
■定休日 なし
■場所  ウサギノネドコ ギャラリー
(京都市中京区西ノ京南原町37 カフェ2F)
■時間  11:30〜18:00
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※オンラインストアでも一部作品を販売予定です。
会期開始後に再度、SNSにてご案内いたします。

ウサギノネドコ ギャラリーについて
ウサギノネドコ カフェの2Fが、ギャラリーになりました。ショップだけでは伝えきれない自然の造形美や作家作品の魅力を発信するスペースとして営業しています。カフェに入ってすぐ右手の階段を上がった先にございます。カフェでの飲食のご利用がなくてもご覧いただけますので、お気軽にお越しください。

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