自然のための驚異の部屋・京都
アーティストの馬場恵さんによる作品の展示を
ウサギノネドコ カフェで8月28日(日)〜12月28日(水)まで行います。
馬場さんは博物画の制作技法でもある銅版画の技術をベースに、
自然の持つ構造の美しさや繊細さを表現していらっしゃいます。
とりわけ植物に関した作品を多く作っていらっしゃり、
科学的、歴史的な背景から標本を見つめ直し、
彼女独自の視点から表現していらっしゃいます。
鮮やかな色と、摩訶不思議な造形を持った作品はどれもとても魅惑的です。
「meta-species」
2011年発表。雄蜂を呼び寄せるために、雌蜂に擬態した蜂蘭(Bee Orchid)をモチーフにした作品。
「Mutant」
2012年発表。江戸時代の園芸文化から生まれた「変化朝顔」をモチーフにした作品。
「Message」
2013年発表。1830年に作られた群馬県中之条町・湯本家にて保存されていた押し花標本を再解釈し作られた作品。
今回のウサギノネドコでの展示は
ウサギノネドコの名前の由来でもある
ヒカゲノカズラをモチーフにしたモビールの作品など、
新作も作ってくださっています。
会期中ウサギノネドコ ミセでは
馬場さんの作品や、グッズもご購入いただけます。
また馬場さんは建仁寺塔頭の両足院で行われる
「Garden of Fragments (カケラたちの庭より)」展でも
作品展示されます。
是非、二つの会場での展示をあわせてお楽しみください。
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自然のための驚異の部屋・京都 Wunderkammer fur Natur KYOTO
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■会場: ウサギノネドコ カフェ
■会期: 2016年8月28日(日)〜12月28日(水)11:30〜20:00 (Last order 19:00)
■入場料: 入場料無料。ただしカフェであるためワンオーダーご注文をお願いいたします。
■定休日: 木曜日
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「Garden of Fragments (カケラたちの庭より)」
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考古学という眼で見た世界は記憶と記録のカケラでできている
■会場: 建仁寺塔頭 両足院
■会期: 2016年8月27日(土)〜9月3日(土)10:00〜17:00
*8/27は13:00〜、9/3は13:00まで公開
■拝観料: 600円
■主催: NPO法人 WAC Japan 世界考古学会議第8回京都大会実行委員会
■出展者:長岡國人 TANJC 馬場 恵 堀江武史 宮本ルリ子 Katherine Sandnas Jim Wheeler Chan Aye Kalex Bekai 大森準平 京町家再生研究会+京町家作事組 関西学院Osaka International School Ilona Bausch 吉田泰幸 堤 隆 Liliana Janik Peter Matthews 安芸早穂子
■WEB: http://wac8.org/japanese/satellite-eventsj/
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